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家業はそば屋でしたが、私は大学卒業後、県外で外食産業の仕事に就き、約7年間務めました。そばの勉強を始めたのは、その後福井に戻り、家業を手伝うようになってからです。全国でそばの食べ歩きをし、「自分だったらこういうそばを創りたい」というビジョンができ、さまざまな試行錯誤を繰り返しました。父に教わったのは「丁寧な仕事をすること、手を抜かないこと」。その先は、自らの感性と信念でそばづくりと向き合ってきました。これからも自分がこれだと思うものを追求し、理論ではなく実践を続けたいと思います。 |
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店名の「美・味・麺・庵」にもある通り、当店の基本は、麺づくりにあります。そばであれ、うどんであれ、ごまかしがきかない、素材そのものの良さがストレートに伝わる料理だからこそ、原材料が重要になってきます。そば・うどんの味は、「7割が原材料、2.5割が技術、残りの0.5割が感性」で決まるというのが私の考えです。当店が福井県産のそば粉を使うのは、地元産だからという理由にもまして、その品質が、自分が知る中で最良のものだからです。また、うどんには100%国産小麦を使用しています。 |
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「たからや」という店の存在価値を高めていくことは、私自身の存在意義にもつながっています。本当のそば・うどんの味を知っていただくことが、そば屋という職業を通しての私にできる社会貢献だと思っています。 歳を重ねるたびに思うのは、「たからや」に足を運んでくださるお客様ひとり一人にお会いするのがうれしくてしょうがないということ。だから、この店へ来たら幸せな気分になって帰っていただきたい。「“たからや”がなくなったら淋しい」と思っていただけるような店を目指していきたいと思います。 店主 宝山栄一 |
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